毎日髭剃りをしているのに、なぜか目立ってしまう青髭……。そんな青髭は体質や肌質が大きく関係しているので、予防や改善はなかなか難しいものです。
ここでは、青髭になる原因と対策方法についてご紹介します。
黒いはずの髭が、なぜか青く見えてしまう青髭は、剃り残しの毛が皮膚から透けて見えることが原因です。髭はカミソリで剃ってもどんどん生えてきます。その生えてこようとする毛が皮膚を通して青白く見えてしまうのです。
では、どういう人が青髭になってしまうのでしょうか?
髭の伸びる速度の速い人は、朝剃ったのに夕方以降にはすでに青髭になっているという人も多いようです。
ニキビ肌の人、過剰な髭剃りによって表皮が分厚くなっている人は肌の表面が凸凹になりやすいので、うまく髭を剃ることができず青髭になってしまうようです。
日焼けしてもすぐに白くなってしまうという、色白体質の人は青髭が特に目立ってしまいます。
以上のようなことが当てはまる人は青髭になりやすいと言えます。
青髭の原因を考えると、うまく髭が剃れていないことから青髭になるケースが多いことが分かります。ここでは青髭を防ぐ髭の剃り方とタイミングを紹介します。
髭剃りのアイテムとしてはT字カミソリと電気シェーバーがありますが、T字カミソリであれば肌の分厚くなった部分をカットしながら髭を剃ることができるので、深剃りが可能です。ただし、深剃りして髭を綺麗に剃れる分、肌を痛めるというデメリットがあるので、髭剃り前に髭を柔らかくすることと髭剃り後のケアがとても大切になります。
髭の伸びる速度は常に一定ではなく、朝の6時~10時頃が一番伸びやすいと言われています。バタバタしている朝に剃るのが面倒だと、夜入浴する際に剃るという人もいますが、髭が一番伸びるタイミングを逃しているため、昼ごろにはうっすらと髭が目立ってしまう場合もあります。可能な限り朝一番で剃ることを心掛けてください。
カミソリで剃る以外に青髭を目立たなくさせる方法とはどんなものなのでしょう?
カミソリで深剃りしても、髭の断面は残ってしまいますが、毛抜きで根元から髭を抜いけば、肌表面から髭が見えることもなく綺麗な仕上がりになります。ただ、1本1本の毛が太いためにそれなりの痛みを伴いまし、肌が赤くなり炎症を起こしてしまう可能性もあります。見た目は綺麗になりますが、それなりのリスクを覚悟した上で行いましょう。
肌の色が白い人はどうしても青髭が目立ってしまいます。こんがり小麦色に肌を焼くことができれば、青髭が肌に馴染んでそれほど気にならなくなるでしょう。ただ、青髭を目立たなくするには、今よりもかなり肌を焼かなくてはいけません。社会人となると、あまり黒々と日焼けしているのは印象が良くない場合もありますので注意が必要です。
青髭を隠すためのコンシーラーを使用するというのもひとつの手法です。気になる青髭の箇所にサッと塗るだけで、化粧落としは不要。洗顔料で落とすことができます。ただ、顔全体にファンデーションを塗る女性とは異なり、髭の部分にのみコンシーラーを使うと、逆にそこが目立つこともあるので気を付けるようにしましょう。
上でいくつもの青髭対策を紹介しましたが、悩みを確実に解決するための一番の方法はやはり「脱毛」です。
脱毛をすると、青髭を根本的に治すことができるため、朝の面倒な髭剃りの時間がなくなりますし、毎日刃を当てることがなくなるため、肌ダメージがなくなり、肌の状態がかなり良くなります。
さらには、一生涯の髭剃りに掛かる費用を考えると、脱毛を行った方が安く済んでしまうという場合もあります。
このように、いいこと尽くしの髭脱毛ですが、ただひとつだけデメリットを挙げるとしたら、費用の問題でしょうか。ある程度まとまったお金が必要になるため、計画を立てて施術を行う必要があるでしょう。
いかがでしたでしょうか? 髭を青くみせない方法はいくつかありますが、根本的な青髭対策としては脱毛をするのが一番効果的。一時的には出費がかさみますが、長い期間で考えると金銭的にも肌にも良い効果があると言えるでしょう。