多くの男性が毎朝欠かさず行っている髭剃り。髭剃りを行うにはT字カミソリや電気シェーバーといったアイテムがありますが、それぞれ特徴が異なるために、そのときの状況によって見直す必要があります。
ここでは、髭剃りの選び方についてご紹介します。
一般的に自分自身で行う髭剃りは、T字カミソリか電気シェーバーを使って行います。それぞれ髭を剃る前の準備段階から方法が異なり、多くの場合、T字カミソリでは水や温水で肌を濡らすウェットシェービング、電気シェーバーでは水や温水を使わないドライシェービングとなります。
ウェットシェービングとドライシェービングを比べてみると、ウェットシェービングの方は肌に優しいというメリットがあり、ドライシェービングの方は短時間で処理ができるというメリットがあります。
このような点を踏まえて、今の自身の状況に合わせて髭剃りの方法を選ぶようにしましょう。
髭を剃ってもすぐに伸びてしまう人であれば深剃りを望まれると思います。深剃りには剃り方にもコツがありますが、アイテム選びも大切です。
メーカーや種類を問わず深剃りできるアイテムといえばやっぱりT字カミソリ。肌も削ってしまうので肌荒れの危険はありますが、ある程度の重さがあり3枚刃や4枚刃の製品であれば、肌への負担も少なくしっかりと剃ることができます。
電気シェーバーの中では、往復式のものは比較的深剃りが可能です。何か他のことをやりながらも、肌の上を自由自在に滑らせしっかり剃れる優れもの。この場合、T字カミソリより髭剃りにかかる時間が短縮されるというメリットがあります。
肌が弱い男性であれば、カミソリの刃が直接肌に当たらない電気シェーバーがおすすめです。特に回転式シェーバー であれば、深剃りには向いていないものの肌ダメージを最小限に抑えることができます。
また、髭剃りをするたびに肌を削ってしまうT字カミソリですが、刃が増えれば増えるほど肌への負担を減らし滑らかに剃り上げることができます。これは圧力が分散されるからであり、同じ理由で軽いT字カミソリより重さのあるものの方が肌へのダメージを減らすことができます。
外出する際にも荷物にならず、価格も安く深剃りもできるT字カミソリ。これさえあれば安心といえるアイテムのひとつです。ただしデメリットがないわけではなく、髭全体を剃るのであれば髭に水分を含ませて、シェービング・フォームを肌に付けてから剃る必要があるので、多少の時間はかかります。
スピードや肌ダメージの軽減を重視した場合では、プレシェーブローション後に使える電気シェーバーを選ぶと良いでしょう。
T字カミソリで髭を剃るのであれば、事前に洗顔とシェービング・フォームを付けることが欠かせません。また、電気シェーバーはプレシェーブローションが必要です。
そこで、髭剃り前に揃えたいグッズをご紹介します。
洗顔にもシェービング・フォームを付けるときにも使えるシェービングブラシ。ブラシの毛先は肌の毛穴の奥にまで届くので毛穴の中にある汚れも綺麗に落とすことができます。
付けた部分を泡で覆うことによりT字カミソリの刃を滑らかに肌に当てることができます。一度付けてしまうと髭の形を確認できないことが難点。
ムースと異なり髭の形や生え具合をしっかり確認しながら剃ることができます。冷感タイプのものは、夏の毛穴を引き締める効果もあります。
付けた部分の髭を立たせることで電動シェーバーの効果を上げます。乾きやすいので全体に付けてから剃るのではなく2~3回に分けるのがコツ。
髭剃り後は肌が乾燥しやすいので、保湿力の高い化粧水や乳液を使うことをおすすめします。また、UVカット効果のある製品であれば紫外線による肌ダメージも防ぎます。
髭剃りには主にT字カミソリと電気シェーバーを使った方法がありますが、それぞれ長所と短所が異なるので、肌質や目的にあった方法を選ぶことが大切です。