これから社会人になる人や転職を考えている人であれば、身だしなみについて悩まれることもあるかと思います。服装については、入社前においてある程度情報が入るものの、髭が許されるかどうかは、判断が難しいですよね。
そこで、ここでは髭が周囲に与える印象についてご紹介します。
日本人には髭は似合わないとも言われていますが、通勤時間などに行き交う人を注意深く観察すると髭を伸ばしている人が全くいないわけではありません。それどころか、あまりに馴染んでいるために髭を伸ばしていることに着目していなかっただけであることに気が付きます。
ある調査によると多くの人が、新社会人の身だしなみで重要なポイントは「清潔感」であり、それを象徴するものとして、「髪」の次に「髭」が挙げられています。
さらに、別のアンケートでは、新社会人が髪を染めることは多少受けいれるけれども、「髭はキレイに剃ってほしい」と答えている管理職が全体の84.5%にも上るようです。
このような結果からも、いざ自分の会社の男性を見渡してみると、髭を伸ばしている人は見当たらない、もしくは少数派なのではないでしょうか?
現状は、髭を伸ばしている人の多くが職場の雰囲気を考えた上で伸ばしているというところでしょう。
髭の有無は、業界別というよりもその会社のルールによります。ただ、一般的に考えると見た目の良さや個性などが求められる業界においては、髭を伸ばすことが容認されていることが多いように感じます。
また、衛生上の問題により飲食業や食品製造業では髭を伸ばすことが認められていないことが多いようです。
もし髭を伸ばしても良いのだろうかと悩んだときには、会社の人事に確認してみることをおすすめします。
髭を整えながら伸ばすというのは、髭を剃ってしまうよりも難しいものです。髭は1ミリ伸びただけでも印象が変わってしまうので、綺麗に整えながら伸ばそうと思うと、トリマーやハサミなどを使って、毎日少しずつ手入れをする必要があります。
もし途中で手入れを怠ってしまったり、もともと手入れをせずに放置した髭は無精髭となり、見た目の爽やかさや清潔さがダウンし、ずぼらな印象を与えてしまいます。
例え髭を伸ばすことを容認されている業界や職種であっても社会人には相応しいとは言えないので避けた方が良いでしょう。
毎朝、きちんと髭の手入れをしていても髭が濃かったり、伸びるのが早かったりする人は青髭になりやすいので注意が必要です。
青髭は顔の印象を暗くすることだけではなく実年齢より老けて見えることがあります。また、夕方や夜になるとまるで無精髭のように見えてしまうことから、マイナス要素を多く抱えてしまいます。青髭になりやすい人は、自己処理では限界があるのでクリニックで髭脱毛をすることを検討してみてはどうでしょうか。
髭は綺麗に整えていたとしても、すべての人に受け入れられるものではなく、社会人であれば、伸ばさない方が無難です。また、伸ばすつもりはなくても、無精髭に見えてしまうような人は要注意。髭は生やさない方が周囲に良い印象を与えられます。