クリニックで脱毛をするときには、当日までに準備が必要だったり、注意しなければいけないことがあったりします。もし、これらの準備を忘れてしまうと、施術が受けられない、もしくは追加料金が必要になることもあるので、忘れないようにしましょう。ここでは、脱毛当日までの注意点についてご紹介します。
クリニックに予約をするために初めて電話をするとき、現在行っているムダ毛のお手入れ方法について聞かれることがありますが、これには次の2つの意味があります。
レーザー脱毛は、毛の成長周期に合わせて施術をするので、成長周期を乱す毛抜きの使用は避ける必要があります。
レーザー脱毛は、黒色の毛に反応するため、毛の色を脱色していると適切に効果が出ない恐れがあります。
もし、これらに該当する場合には、無理に予約を取らず、期間を空けてから予約を取り直すようにしましょう。
また、施術時に肌が乾燥していると、痛みを強く感じたり、色素沈着の原因になったりしてしまいます。乾燥といえば冬のイメージがありますが、春や夏であっても日焼けをすることで肌は乾燥するので、脱毛をしようと思った際は紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
レーザー脱毛の場合、脱毛部位に毛が残っていると、施術を受けることができません。ヒゲは当日の朝、ヒゲ以外の体毛は前日の夜に、電気シェーバーかカミソリで必ず毛を剃るようにしてください。特に入浴後は、肌や毛が柔らかく剃りやすい状態になっているので最適です。
万が一、前日に毛を剃ることができなければ、当日剃ることになると思いますが、カミソリ負けをしてしまうと、傷ついた部分の脱毛ができないこともあります。そのため、肌を傷つけないように、カミソリの刃を新しいものに変えて、シェービングジェルなどを使った上で慎重に毛を剃りましょう。
前日までは、しっかり肌を保湿しますが、脱毛当日は肌には何も付けないようにしましょう。施術日当日になったら、化粧品やクリーム、消臭スプレーなどは脱毛箇所に付けず、肌を清潔な状態にします。
脱毛後は肌が敏感になり、服に当たるだけでヒリヒリしてしまうこともあります。これを防ぐために、当日の服装は、なるべく脱毛部位を締め付けないような格好を心掛けましょう。脚の脱毛においては、靴下も短めのものにするなど工夫をします。脱毛直後からしばらくは肌に赤みが出ることがあるので、特にヒゲの脱毛をしていて周りの目線が気になる際には、マスクを着用すると良いでしょう。
上記でお話ししたように、クリニックで脱毛する際には、予約を入れた時点から保湿や紫外線に気を付けることが大切です。しっかり準備をしていても、カミソリ負けやニキビがある場合は、脱毛できないことがあります。何か不安に感じる点があるときは、必ず医師に相談してください。