自分でできるムダ毛の処理方法には、抜く、剃る、切るという方法や、毛根を破壊することで、毛を生えなくする方法などがあります。ここでは、ムダ毛の処理で使うアイテムや、それを使うメリット、デメリットをご紹介します。
見えている部分の毛を手軽に処理したいときは、カミソリやシェーバーを使った処理がおすすめです。
カミソリやシェーバーを使う前には、ケガを防止するために刃先が欠けていないか確認するようにしましょう。また、カミソリ負けをしないように、専用のプレシェーブローションなどを塗ってから毛を剃ることをおすすめします。
1本ずつ毛を抜いていく毛抜きを使った処理は、形を整えながら行う眉毛や髭などのムダ毛処理に適しています。
処理中は肌を挟まないよう、先端を確認しながら抜きましょう。また、毛を抜くときには、毛の生える向きに逆らわないように力を入れると、肌を痛めにくくなります。
家庭用脱毛器の主流は「フラッシュ式脱毛(光脱毛)」という、毛根にダメージを与えることでムダ毛を処理する方法です。
処理後の冷却をしっかり行わないと、ヤケドの症状が出てしまうので注意が必要です。また、肌にトラブルが生じたら、速やかに病院で診察を受けましょう。
主成分である強アルカリの作用によって、毛を溶かす処理方法です。脱毛クリームが毛穴に入ることで、見えていない部分の毛も処理することができます。
処理後の肌荒れを予防するために、クリーム塗布後の放置時間をしっかり計ることが大切です。また、処理後は水やぬるま湯でしっかり洗い流した後で、弱酸性のソープを使って洗うと良いでしょう。
脱毛ワックスや脱毛テープを肌に付け、剥がすときに毛を一緒に取るという処理方法です。短い毛には不向きなので、頻繁に行う方法ではありません。
固まったワックスやテープを剥がすときには、毛の流れと逆方向にすることで綺麗に処理をすることができます。また、最初は狭い範囲で使用して、肌への負担を確認してから、広範囲の脱毛をすると良いでしょう。
抑毛ローションは繰り返し使うことで、毛が伸びるのを抑えたり、本数を減らしたりする処理方法です。通常、効果を得られるまでに数カ月かかります。
抑毛ローションは入浴後など、肌が清潔な状態で行うようにしてください。肌に優しく毎日使うことができるので、スキンケアのひとつとして取り入れるのも良いでしょう。
ムダ毛は毎日少しずつ生えてくるものなので、繰り返し処理をすることが必要になります。自分で完璧にムダ毛処理を行うのは難しいため、肌への負担を減らしたいという方や、綺麗に脱毛したいという方は、クリニックで行う医療脱毛がおすすめです。